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『サイコ』のレビュー|スラッシャー映画の原点

今回ご紹介する作品は『サイコ』です。

どんな作品?

  • 有名なシャワーシーン
  • 人間心理を描いた作品
  • アメリカ国立フィルム登録簿に登録された名作

作品情報

『サイコ』

あらすじ

最愛のトムと一緒になるために会社の金を横領してしまったマリオン。彼の下へ車を走らせる途中、彼女は廃れたモーテルに宿泊することに。管理人に空腹を伝えると、親切な彼は自宅の夕食に招待してくれる。しかし、その家には年老いた“母”がいて…。

出典:U-NEXT

作品概要

タイトルサイコ
原題Psycho
監督アルフレッド・ヒッチコック
脚本ジョセフ・ステファノ
キャストアンソニー・パーキンス
ヴェラ・マイルズ
ジョン・ギャヴィン
ジャネット・リー
マーティン・バルサム
制作国アメリカ
制作年1960年
上映時間109分(1時間49分)

ネタバレ注意

以下、『サイコ』のネタバレが含まれます。

感想・考察

本作は前半・後半に分かれています。

前半ではマリオンが4万ドルを持ち逃げし、モーテルで過ごすまでのストーリーが描かれています。パトカーに追われ、恋人の元へ走る途中でこれから起こるであろう事態が頭の中を駆け巡ります。そんな中で見つけたベイツモーテル。ここでも心が休まることはなく、剥製まみれの部屋や母の話に触れられて態度が豹変するノーマンなど気の休まることはありません。大金を手に入れたマリオンでしたが有頂天気分になる瞬間は一度もなく悲しい末路をたどりました。悪いことをしても良いことないよ、必ず報いを受けるよっていうメッセージが込められているのかと思いましたが、探偵も同じ目に遭っているところをそうでもなさそうでした。ちなみに当時の4万ドルは現在価値で42万ドルほど、日本円で6600万円の価値があるらしい。

そして後半のパート。探偵の尋問に全く歯が立たずボコボコに追い詰められるノーマン。後からやってきたサムライラにお金目的で殺害したのかと疑われたときは全く身に覚えがなかったため偽りなく否定していました。あまりにも人間すぎる。鳥の剥製の話をした後にマリオンに対し「鳥みたいだね」って言うシーン、明らかにこれから何か起こる伏線だと思ったが、あのときには半分母親が出てきていたのだろうか。

ホラー描写のときに流れる「キィッキィッキィッキィッ!」というBGMの本家がこの作品だった。母と息子が同化するのは『13日の金曜日』のオマージュかなと思ったがこちらのほうがだいぶ先輩だった。まさにスラッシャー映画の原点でしょう。

『サイコ』を視聴するには

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この記事の情報は、2025年1月時点のものです。最新の配信状況はお使いいただくサービスにてご確認ください。

オギナカ
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以上、『サイコ』のレビューでした。

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